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ごぜろ
地方の普通のサラリーマン
妻と男の子2人との4人暮らしのお父さんです。仕事をしながら投資をコツコツ、趣味は水槽を構うことです。妻に叱られながら子育てに悪戦苦闘中!

医療保険って必要なの?癌になった私の経験

日本は公的保険が充実していて病気や怪我で入院や手術をしても高額医療費の制度を使えば7〜8万円くらいで済むとっても良心的な国なんですが、普段の生活で意識することなんてあまりありません。

実際に病気や怪我をして、初めて保険等のありがたみを感じることになるのですが、まあ滅多にある事ではないのでそんなことに高い保険料を払うのは馬鹿馬鹿しい、そもそもどんな保険入ってたんだっけ・・・なんて思ってしまいますよね。私もそうでした。

今回は私が病気をして、保険をどんなふうに思ったかを記事にしていきますので、読んでいただければ今後保険を契約、変更等考えている方の参考になるのではないかと思います。

保険は、人それぞれ環境等により考え方が異なります。この記事は保険が不必要とか絶対必要だとかいう物ではありません、あくまで私の経験により皆様の参考にしていただくという趣旨ですのでご理解ください。

目次

保険の役割について

保険は人生における不意の事故や病気、災害等に対して備えるという物だと思います。

簡単に言えば、何か起こった時にお金が足りなくなったりして困らないようにするために入っておく!

こんな感じだと思います。

日本は公的保険により、保険適用の治療であればざっくり10万以下で手術などの治療を受けることができます。

ですので何か病気をした時にほとんどの場合で治療費が払えなくなるという可能性は低いです。

ここだけを見ると極端な考え方であれば「じゃあ医療保険なんて必要ないじゃん!」と思うかもしれません

医療保険はいらないの?

私の経験からしてこの答えは

どんなに治療費がかかる病気をしたとしても払えるくらいの超お金持ちだったらいらないけど、私のような庶民は入っていたほうが良い!

なぜかというと、公的保険でカバーできるのは保険適用の治療までなので、

例えば最先端の治療でまだ保険適用の治療でないものを希望すると、高額の負担を強いられるということ

これが何を意味するのかというと、例えば自分が難病にかかった時に、治療できる方法が最先端の技術を使うもので費用は高額!そして保険の適用外だったら・・・高額の治療費は全部自腹となりますので払えない人は治療を諦めるしかありません。

どんな高額でも払えるというお金持ちなら良いんでしょうが普通の方はその点も考えて保険を検討する必要があります。

私が癌になって感じた医療保険のこと

私は30代半ばまで本当に健康で、入院したこともなければ手術もしたことないような人間で病院が大嫌いでした(何となく怖いから・・)

いきなり癌を宣告された時に、不安とともに治療費の不安も頭に浮かびました。

舌癌だったので、治療法は2つ

  • 舌の腫瘍部分を切除
  • 放射線(陽子線)で舌を切らずに治療

結局切除手術を選択したので公的保険のおかげもあり、治療費は10万程度で済みました。

しかし、私は運が良かったのでこれで済みましたが、もし

  • 舌の切除範囲が大きいため、全額自己負担になるが舌を切らない最先端の陽子線治療を受けたい

となったとき、治療費は1回350万円かかるということでした。

私は先進医療の補償もつけた保険に入っていたのでいざというときはこの高額治療を受けようと思っていました。

何が言いたいのかというと、お金のあるなしで受ける事ができる治療の選択肢が変わり、治療を受けるお金さえあれば助かったのに!という後悔をする可能性があるということ

特に重い病気であればあるほど、お金があれば良い治療を受けることができるという現実があります・・

じゃあどんな医療保険がいいの?

これは人それぞれ違いますので一概には言えません。

ただ、私の経験上、超お金持ちでもない限り先進医療の保険は必要だと思います。

あとは、バランスだと思います。月の保険料と補償が自分に合った物であるか、私も必要以上の補償はいらないと思っていますので。

入院費なんて個室だと1万円、大部屋だと5千円以下なので、この辺も個人でどちらがいいかなんて違ってくると思います。

ただ、大部屋は結構気を使いますし、他人の事が気になったりしますので個室に入っても大丈夫なくらいの補償はおすすめです。

私はケチって大部屋に入った時に、高校野球を見ながらブツブツ一人で解説してるおっさんや、盛大に屁やゲップをぶちかますおじさんが同部屋にいて非常にストレスでした。

まとめ

以上の事をまとめると、医療保険は、どんな事があっても自己負担できるくらいの資産がある人は大丈夫だけど、そうでない人はきちんと備えておいた方がいい。

公的保険があるからと節約のために保険料を必要以上にケチるのは危険!

そして、自分が契約している保険をきちんと理解しておきましょう!確かに保険の販売員の中には会社の利益のために不必要な補償モリモリの保険を勧めてくる人がいることも確かです・・

おすすめは、大手保険会社のセールスより、個人の保険代理店の人と仲良くなって必要な補償を必要なだけ契約することです。

なぜかというと、大手会社は自社の保険商品しか売れません。個人の代理店であれば選択肢は増えますので例えば、生命保険はお得な商品があるAの会社、医療保険はBの会社の方がいいからBで契約という保険商品のいいとこ取りの組み合わせもできるからです。

保険は毎月払う固定費なので必要なものを必要な分だけ入りましょう、安い保険料ということはカバーできる病気の種類や治療方法が限定されている可能性が高いので、いざというとき後悔しないようによく考えて、また要らないものに入りすぎて余分な保険料を毎月取られないように!

そして、一度大きな病気をしてしまうと完治しても数年は新しく保険に入ることができませんので保険の必要性に気づいた時にはもう遅い・・・なんてことも起こります。

色々とバランスが難しいですが私の経験を参考にしていただけると嬉しいです

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この記事を書いた人

地方在住のアラフォー男性です。妻と共に年子の男の子の育児に日々奮闘しています。毎日の育児、やってよかった事、買ってよかった物や一般人でもできる投資内容等を投稿していこうと思います。
簡単に言うと「雑記ブログ」ですのでよろしくお願いします。

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